特別表彰されたオール大和ボーイズの廣中選手(左)と父・章浩さん 特別表彰を受けたオール大和ボーイズの廣中選手は、話せない、聞こえないの2級の聴覚障害手帳を持ちながら卒団式を迎えた。「やる限りは中途半端にするな」と言い続けてきた父親・章浩さんの手話を通じて「努力して、なんとか3年間できた。奈良大会では(投手で)3連投したし、高校へ進学しても野球は続ける」と笑顔で表現した。

 入団時は140センチ、40キロだった体も、現在は163センチ、57キロに。試合でナインとのコミュニケーションは×や〇で、分からないときは筆談で、とチームメートの協力にも助けられた。「目で見て反応するスピード、自己判断は健常者と変わらなかった」と安芸監督。これまで章浩さんと一緒にバックアップしてきた母親・由美さんが昨年12月に脳梗塞で倒れ、障害手帳1級で現在も入院中の不幸もあるが「将来はプロ野球選手になりたい」と小学4年生の時に書いた作文の夢に向かって、来年4月には島根の私学に進学する。「投手としてまだ緊張する」そうだが、夢は大きいほどいい。
20111026

(2011年10月26日13時10分 スポーツ報知)

記事URL:http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/boys/article/news/20111026-OHO1T00086.htm
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2011.10.26 Wed l 未分類 l top ▲
 2011年奈良県支部中学生の部の合同卒団式が22日、奈良・橿原市の「かしはら万葉ホール」で行われた。式には日本少年野球連盟・福永良夫副会長、村田巌理事待遇(滋賀・奈良県支部担当)、逢阪善史支部長、各チーム代表と13チーム165人の卒団生、保護者ら約300人が出席した。今夏の全国大会で葛城JFKボーイズが優勝して連盟初の同支部3連覇を達成、ゲストの元阪神タイガース監督、元OB会長の安藤統男さん(スポーツ報知評論家)の講演もあって例年以上に盛り上がった。また、2級聴覚障害手帳を持ちながら3年間ボーイズリーグで活躍したオール大和・廣中蒼磨選手が特別表彰された。

 今年で3年目になる合同卒団式は、いつになく華やいだ雰囲気の中で始まった。福永副会長が「奈良県支部がボーイズリーグを引っ張っている」と夏の全国選手権大会で09年の葛城JFK、10年の生駒ボーイズクラブに続いて、今年はJFKが2年ぶり2度目の優勝を飾って連盟発足以来初めての同支部3連覇の快挙を高く評価した。「日本一になって、こういう卒団式を迎えられて感激している」とJFK・松本主将。そんなレベルの高い支部で戦い続けた3年間を他チームの選手も誇りに思い、胸を張った。

 ユニホーム姿で出席した選手全員に逢阪支部長が「夢は見るものではなく、実現するもの」と卒団証書と本紙発行の「夢」を贈呈。「巣立ちの言葉」として生駒ボーイズクラブ・生水主将が卒団生を代表して「ボーイズで努力はウソをつかないことを学んだ。お父さん、お母さん、そして練習を手伝ってくれた監督、コーチらスタッフは絶対的な存在でした」と感謝の言葉を述べた。

 卒団式は各チームがそれぞれホテルなどを借り切って行うのが通常だが、奈良県支部が「同じ高校へ進学してチームメートとして野球を続ける選手もいる」と仲間意識を向上させるために全国でも初めての合同にした。しかも会場に公共施設を利用することで負担が軽くなるメリットもある。

 「子供はこの3年間、精神的、肉体的にもいろいろあったが、ボーイズで野球を続けさせてもらって感謝している」(葛城ボーイズ・大西康晴さん)「まだまだこれからが大変だけど一区切りがついた」(香芝ボーイズ・原野俊恵さん)と保護者もホッと胸をなで下ろした。安藤さんの講演も式を盛り上げた。約2時間があっという間に過ぎ、卒団生は満足そうな笑顔を見せ、新たなスタートを切った。

 生駒MBCボーイズ・岡嶋健太主将「チーム創設5年目で選手は少なかったが、1年生から試合に出場出来ていい経験になった」

 生駒ボーイズクラブ・生水義哉主将「春の全国大会が中止になって出場できなかったのが残念。でも仲のいいチームだった」

 宇陀チャレンジャーズボーイズ・疋田寛通副主将「しんどかったけど、8月の最後の3リーグ交流戦でベスト4に残れたのは自信になる」

 畝傍ボーイズ・小椋総大主将「あんまり勝てなかったけど楽しかった。チームは来年で休部になるが、いつか復活してほしい」

 オール高田BBボーイズ・高木悠人主将「3年間ともに歩んできた仲間に感謝。みんな明るく、これからもずっと仲間で」

 オール大和ボーイズ・嶋口樹主将「夏と秋にベスト4。全国大会には出られなかったけど、このチームで3年間戦えて良かった」

 香芝ボーイズ・中西奏介主将「秋と春が準優勝。この11人で楽しかった。藤田監督はじめ、スタッフの皆さんに感謝したい」

 葛城JFKボーイズ・松本昂大主将「春に負けて、夏こその思いが全国優勝につながった。野球以外ではバラバラだったが、試合になるとまとまった」

 葛城ボーイズ・中橋慎主将「12人で試合が出来て楽しかった。苦しかったのが今はいい思い出になっている」

 五條ドラゴンズボーイズ・吉岡郁哉主将「春夏秋と1回戦負け。悔しかったが、8月の奈良中学生大会で準優勝して、最後にいい思い出になった」

 志貴グッドボーイズ・津秋翔太主将「大阪狭山大会でベスト4。チームは夏の大会で負けてからまとまるようになった」

 奈良イーグルスボーイズ・岩名壱征主将「春の予選でJFKに負けて悔しかった。3年間は楽しかったし、守備のいいチームだった」

 南都エンゼルスボーイズ・斎藤隆晟主将「3年生が5人と少なかったけど、3年間やれた。8月の最後の大会で3回戦まで残れたのが思い出になる」


(2011年10月26日13時10分 スポーツ報知)

記事URL:http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/boys/article/news/20111026-OHO1T00082.htm
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